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意見書・決議の詳細情報

意見書第5号 国民の健康保護と食品の安全性の確保を求める意見書

番号
意見書第5号
(平成15年)
議決年月日
平成15年3月13日
結果
可決

本文

意見書第5号

国民の健康保護と食品の安全性の確保を求める意見書

 現在、政府においては、消費者の健康保護を最優先にリスク分析手法を導入し、食品安全基本法の制定や食品安全委員会の設置、食品衛生法等関連法の見直しなどの方針のもと、その具体化に向けた検討が進められている。また、食品表示についても、あり方の見直しが進められている。
 しかしながら、BSEの発生や各種食品の偽装表示事件、食品添加物・香料や残留農薬等の食品衛生法違反事件の続発により、消費者の食品の安全性や表示に対する不信と不安が高まるとともに、食品の安全確保に対する関心が従来にも増して高まっている。
 よって、政府ならびに国会におかれては、消費者の健康保護を最優先に、今後の食品安全行政の推進においては、下記事項について特段の配慮をされるよう強く要望する。
                 記
1.食品安全委員会の設置・運営については、生産者と消費者の意見が反映され、情報公開やリスクコミュニケーションの仕組みを確立すること。
2.食品衛生法の改正にあたっては、行政の責務を明らかにしたうえで、法律の目的に国民の健康保護や食品の安全性確保を明確に位置づけ、具体的な施 策の充実に努めること。
3.食品の表示制度については、すべての人々が理解しやすいように、一元化を含めて抜本的に見直しを行うこと。

 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。

  平成15年3月13日
                      滋賀県議会議長 中 村 善一郎

(宛先) 衆議院議長 参議院議長 内閣総理大臣 厚生労働大臣 農林水産大臣

会議録

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