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決議第8号 北方領土問題の解決促進を求める決議

番号
決議第8号
(平成28年)
議決年月日
平成28年12月7日
結果
可決

本文

 北方四島の歯舞群島、色丹島、国後島および択捉島は、歴史的に見ても我が国固有の領土であり、国際法上も我が国に帰属すべき領土であることは疑う余地はなく、北方四島の返還を一日も早く実現することは、まさに国家の主権に関わる戦後の重大な課題であり、国民全ての願いである。
 滋賀県においても、北方領土の返還の実現に向けて、幅広く粘り強い返還要求運動が実施されてきており、本年も、北方領土問題の認識を深め、現地の人々との交流を通じて返還要求運動の輪をさらに強く大きくするために、北方領土返還要求運動滋賀県民会議から視察団が派遣されたところである。
 しかし、戦後71年が経過し、先祖から代々受け継がれてきた北方四島を追われた元島民の6割を超える方々が既に亡くなられており、もはや一刻の猶予も許されない状況にある。
 よって、こうした状況に鑑み、本県議会は、来る12月15日から予定されている日露首脳会談において、今までの発想にとらわれない「新しいアプローチ」に基づく交渉が具体的に進展し、領土問題の解決に向けた外交交渉がより一層促進されるよう強く求める。
 以上、決議する。

  平成28年12月7日

                                 滋 賀 県 議 会

会議録

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