意見書第12号 (平成02年) 看護婦不足の解消を求める意見書
意見書第12号
看護婦不足の解消を求める意見書
医療法の改正に伴う地域医療計画の策定により、結果として全国的に病床数の急激な増加が見られ、このため看護婦不足はますます深刻化している。
また、医療の高度化、専門化、週休2日制の普及を含め、労働条件の改善、高齢化社会に対応するための在宅ケアの推進などにより、看護婦の需要は今後ますます増大することが予想される。
よって政府におかれては、下記事項について特段の措置をとられるよう強く要望する。
記
1、早急に看護職員需給見通しの見直しを行うこと。
2、現在実施されている看護婦確保のための諸施策のより一層の拡充、強化を図ること。
3、4年制看護大学の整備充実を図るとともに、建設等に対する助成制度を創設すること。
4、量的、質的人材確保のため、あらゆる緊急対策を講じること。
以上、地方自治法第99条第2項の規定により意見書を提出する。
平成2年7月12日
滋賀県議会議長 岩 永 峯 一
(宛先) 内閣総理大臣 大蔵大臣 厚生大臣 自治大臣