決議第1号 (平成29年) 北朝鮮による弾道ミサイル発射に抗議する決議
我が国をはじめ国際社会が国連安保理決議の完全な遵守を求め、核実験や弾道ミサイルの発射等の挑発行為を決して行わないように警告をしている中で、北朝鮮は、平成29年２月12日の午前に、弾道ミサイルを発射した。
これは、一連の国連安保理決議に明確に違反し、航空機や船舶の安全確保の観点から極めて問題のある行為であるとともに、日米首脳会談が行われた直後に発射されたことを踏まえると、我が国を含む地域に対する明らかな挑発行為であり、断じて容認できるものではない。国連の安全保障理事会においても、緊急の会合が開かれ、北朝鮮を強く非難する声明が発表されたところである。
よって、本県議会は、北朝鮮に対し、厳重に抗議し、強く非難するとともに、核実験および弾道ミサイルによる更なる挑発行為を行わないよう強く求める。
政府におかれては、関係国と緊密に連携し、現在までの国連安保理決議に基づく制裁措置の完全履行と更なる制裁措置を行うための外交努力を行い、不測の事態に備えるとともに、我が国の平和と国民の安全確保に万全を期すよう、強く求める。
以上、決議する。
平成29年２月16日
滋 賀 県 議 会