決議第1号 (平成30年) 子供たちが確かな学力を身に付けるためのより一層の取組を求める決議
人口減少・少子高齢化が進行する中で、子供たちが確かな学力を身に付け、未来の滋賀を担う人材となって育っていくことはより一層重要となっており、本県においては、滋賀の教育大綱および滋賀県教育振興基本計画に基づき様々な取組が行われている。
一方、文部科学省では、全国的な児童生徒の学力や学習状況を把握・分析し、教育施策の成果と課題を検証し、その改善を図ること等を目的に、小学校第6学年および中学校第3学年を対象学年として、平成19年度から全国学力・学習状況調査を実施している。本県は、調査開始以来、平均正答率が低迷しており、特に、直近5年間においては、全ての科目で平均正答率が全国平均を下回っている。
よって、本県議会は、県当局に対し、当該調査結果を改めて精緻に分析すること等により課題を的確に把握し、改善すべき点を明らかにするとともに、市町教育委員会および各学校との連携を強め、子供たちが確かな学力を身に付けるためのより一層の取組を進めるよう強く求める。
以上、決議する。
平成30年8月9日
滋 賀 県 議 会