意見書第9号 (平成06年) 私学助成制度の充実強化を求める意見書
意見書第９号
私学助成制度の充実強化を求める意見書
私立学校は、建学の精神と独自の校風に基づく教育理念により、公教育の一翼を担い、我が国学校教育の中で重要な役割を果たしてきている。
しかしながら、その経営基盤は弱く、加えて、近年、長期的な生徒、園児の減少期に入り、私立学校の経営は今後さらに厳しくなることが予想される。
よって政府におかれては、私学教育の重要性にかんがみ、教育条件の維持向上と保護者の経済的負担の軽減を図るとともに、私立学校の経営の健全性を高めていくため、現行の補助制度を堅持し、その一層の充実に努められるよう強く要望する。
以上、地方自治法第９９条第２項の規定により意見書を提出する。
平成６年１０月１３日
滋賀県議会議長 田 中 髙 雄
(宛先) 内閣総理大臣 大蔵大臣 文部大臣