意見書第14号 (昭和63年) 饗庭野における日米合同演習の中止を求める意見書
意見書第14号
饗庭野における日米合同演習の中止を求める意見書
1986年に続いて今秋再び饗庭野で日米合同演習が行われようとしている。
今回の演習は、これまでの演習と違って都市部での戦闘を想定したものとして展開するとされている。
日米安保条約に基づいて日本の軍備はますます巨大化するとともに、日米合同演習も拡大して、日本の平和がますます脅かされている。しかも、日米合同演習は各地で住民の生活と安全を脅かしており、このことからも当演習を認めるわけにはいかない。
よって政府におかれては、饗庭野における日米合同演習を中止するよう地方自治法第99条第2項の規定により意見書を提出する。
昭和63年10月13日
滋賀県議会議長 酒 井 研 一
(宛先) 内閣総理大臣 外務大臣 防衛庁長官