受理番号:請願第17号
自衛隊をイラクに派兵しないよう日本政府に求めることについて
請願要旨
小泉内閣は、アメリカに言われるままに、自衛隊の地上部隊をイラクに派兵しようとしている。そして、あいば野演習場では、1,000人の夜間行軍などイラク派兵を視野に入れた訓練が激しさを増している。このような動きに私たちは強い危惧を抱いている。
自衛隊のイラク派兵は、米英の無法なイラク戦争を正当化し、軍事占領を追認するもので、多くのイラク国民が反対している。それは、イラク国民の意思を尊重した復興の道に反するとともに、人道支援を初め国連中心の復興支援を求める国際社会の声にも背を向けるものである。憲法をじゅうりんする自衛隊のイラク派兵は、絶対に行ってはならない。
ついては、貴議会において、県内すべての市町村が非核自治体宣言をしている事実や県民世論を重視し、平和を願う国際世論にも耳を傾け、「自衛隊のイラク派兵に反対」を決議し、関係省庁へ意見書を提出されたい。