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税金の無駄遣いをなくし、県民の命と暮らしを守ることについて

請願第16号 税金の無駄遣いをなくし、県民の命と暮らしを守ることについて

受理番号
請願第16号
受理年月日
平成28年12月5日
付託委員会
厚生・産業常任委員会
継続審査状況
議決年月日
議決結果
不採択
紹介議員
藤井三恵子
杉本敏隆
節木三千代

内容

受理番号:請願第16号
 税金の無駄遣いをなくし、県民の命と暮らしを守ることについて

 政府の社会保障制度の改悪によって県民の暮らしがますます厳しくなる中、「福祉の向上と暮らしの改善」という地方自治体の原点に立ち、滋賀県には県民の命と暮らしを守る役割を果たすことが求められている。
 現在、日本では18才以下の子どもの6人に1人は貧困状態にあり、滋賀県でも少なくない子供や高齢者、若者が経済的に困難を抱えた生活を余儀なくされている。子ども医療費について、滋賀県は今年度から小学校入学までの全員に対象を拡大したが、それでも貧困世帯の経済的負担は大きく、県内の市町は独自に対象年齢を引き上げるなど対策を講じている。
 国民健康保険料(税)は、今年度は4市1町が値上げを行い、10市町で年40万円を越える(年収300万円の4人家族)など、国保料(税)が住民の支払い能力を超える事態が生じている。国庫負担の増額が必要だが、県への制度一元化が予定される中、県としても積極的な軽減対策が求められている。
 介護の問題も深刻である。引き上げが続く介護保険料の負担が高齢者の暮らしを圧迫している。また県内の特別養護老人ホームの待機者は、介護保険制度の見直しで要介護1・2が対象外となり数値上は減ったが、それでも実数で7,000人を超え(2015年)、家族の介護負担も限界に達している。
 2024年の「滋賀国体」の開催に向けた施設整備に膨大な費用をかけるより、県民の暮らしを優先する予算に転換し、300億円の「貯蓄」も活用し、直ちに以下の3点を実施されるよう強く要望する。

【請願事項】
1 子どもの医療費は中学校卒業まで無料にすること
2 県独自の助成を行い、国民健康保険料(税)をひとり1万円引き下げること
3 特別養護老人ホームや老人福祉施設を建設し、待機者をなくすこと

 なお、議長宛ての個人署名を、5,782筆添えて、提出する。

会議録

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