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滋賀の子どもたちに行き届いた教育をすすめることについて

請願第3号 滋賀の子どもたちに行き届いた教育をすすめることについて

受理番号
請願第3号
受理年月日
平成30年2月22日
付託委員会
文教・警察常任委員会
継続審査状況
議決年月日
平成30年3月22日
議決結果
不採択
紹介議員
藤井三恵子
杉本敏隆
節木三千代

内容

受理番号:請願第3号
 滋賀の子どもたちに行き届いた教育をすすめることについて

【請願事項】
1.教職員数を抜本的に増員していただきたい。
2.高校にも35人学級を導入するとともに、小中学校は30人学級を目指していただきたい。
3.小中学校の特別支援学級の定員を現状の8名から4名にしていただきたい。
4.県立学校の老朽化したトイレや施設の改修・改善、エアコン設置を早急に進めていただきたい。
5.住民税非課税世帯等に支給されている高校生向け「奨学のための給付金」の受給要件を拡大し、父母負担の軽減に努めていただきたい。

【請願の趣旨および理由】
 1について 子どもを取り巻く環境や家庭状況は年々複雑化し、それがそのまま学校に持ち込まれ学校の困難さを増幅している。道徳や小学校英語など教育課程はさらに大量の教育内容を学校に要求するようになったため、教職員の多忙はさらに深刻さを増し、長時間過密労働が蔓延している。この状況を抜本的に改善するには、教職員の大幅増員が必要不可欠である。教育予算をふやして教職員をふやしていただきたい。
 2について 多様化する児童・生徒の対応、学級事務などは、少人数学級のほうが軽減され、一人一人の子どもに目が行き届くのは周知の事実である。次代を担う子どもたちのために、思い切って教育費を増額し、小中学校については30人学級を目指していただきたい。高校においても、全国的には半数近くの都府県で、定時制や職業高校など課題の多い高校から少人数学級が始まっている。高校にもぜひ35人学級を導入していただきたい。
 3について 特別支援を要する生徒の実態を見るとき、一人でも大変な労力と責任を負って指導をしなくてはならず、たくさんの児童・生徒を責任を持って指導することは教育効果・効率の面のみならず、安全面においても大きな問題がある。一人一人の発達を保障するために小中学校の特別支援学級の定員を現状の8名から4名にしていただきたい。
 4について 近年の夏の暑さは、数十年前とは比べものにならない。5年計画10年計画などとゆっくり構えてなどいられない。計画を前倒しして、エアコン設置を急いでいただきたい。また、県立学校のトイレは、耐震整備が優先されたため、古い、汚い、臭う等劣悪な環境が放置されたままとなっている。中には、老朽化で配管を高圧洗浄することさえできない高校もあり、トイレの改修とあわせて配管の改善も急務である。
 5について 小中学生の就学援助金の受給率は全国平均で16〜17%にも達しているが、「奨学のための給付金」受給高校生の数ははるかに下回っている。ぜひ小中学生と同じように準要保護世帯も受給できるよう同制度の拡充をお願いする。

会議録

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