受理番号:請願第15号
安倍政権による9条改憲に反対する意見書の提出について
2017年5月3日、安倍晋三首相は突然、「新たに憲法9条に自衛隊の存在を書き込む」「2020年に新憲法施行を目指す」と述べた。この発言を受けて、改憲への動きが急速に強まり、現在開催されている臨時国会でも、憲法審査会が与野党合意なく開催されるなど、改憲案の提出を狙う自民党によって、国会は異常な事態になっている。
戦後70年以上にわたって、日本が海外で戦争をして来なかった大きな力は憲法9条の存在と市民の粘り強い運動であった。今、9条を変えたり、新たな文言を付け加えたりする必要は全くない。私たちは、日本が再び海外で「戦争する国」になるのは御免である。
私たちは、安倍首相らによる憲法9条などの改悪に反対し、日本国憲法の民主主義、基本的人権の尊重、平和主義の諸原則が生かされる政治を求める。これは、滋賀県民多数の願いである。したがって、9条改憲に反対する意見書を国に提出されるよう請願する。