請願第4号 障害者施設の整備、充実を求めることについて
請願第4号
平成元年3月14日
池野昭
桐山ヒサ子
林良子
吉原稔
鹿野昭三
橋本喜三男
仲川半次郎
請願要旨
滋賀県を初め各地方自治体では、国際障害者年長期行動計画に基づき障害者対策が実施されているものの、まだまだ障害者の完全参加と平等が実現されたと言える状態になっていない。特に、障害児（者）本人や家族の負担は大きく、障害児（者）や家族が人間として生き、生活を維持していくためには、行政の公的責任に基づく施設の整備や充実は欠かせないものである。
ついては、障害者ゆえに疎外されている人権が一日も早く回復されるよう、下記事項について一刻も早く実現されたい。
記
１、精神薄弱者更生施設の整備を急ぐとともに、利用者や関係者の意見や要求をよく聞き、希望する者すべてが入所できるようにすること。
２、肢体不自由者施設（更生施設、療護施設）の整備を行うこと。
３、緊急一時保護が常時受け入れられるよう、ベッド、スタッフの配置を強化すること。
４、施設費用徴収制度による障害者、家族の負担は過大なものがあり、それを軽減させるため補助を行うこと。