請願第4号 佐川急便事件の徹底解明、企業・団体献金の禁止を求めることについて
請願第4号
平成04年9月21日
桐山ヒサ子
林良子
吉原稔
請願要旨
リクルート事件に始まり、共和不正献金事件、佐川急便事件など、政治家と企業が絡む一連の金権腐敗は、国民の強い怒りを引き起こしている。
佐川急便事件で東京地検特捜部が対象としている不正献金総額は22億円、渡辺被告の供述によると、献金を受けた政治家は12人となるが、その真相はまだ解明されていない。
金権腐敗を放置すれば、政治が国民の信頼を失い、議会制民主主義は崩壊することになる。
国民は、金権腐敗政治を根絶するため、事件の徹底解明を進め、企業、団体の献金を禁止することを強く求めている。
政府関係機関に対し、佐川急便事件を初めとした金権腐敗の全貌解明を徹底的に行うとともに、その根源である企業、団体の政治献金を禁止する措置に速やかに取り組まれるよう要望する意見書を提出されるよう請願する。