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件名

請願第5号 滋賀県公立高等学校入学者の選抜方法について

受理番号

請願第5号 

受理年月日

平成05年10月1日

付託委員会

付託委員会
文教警察常任委員会

本会議議決結果

議決結果
不採択

紹介議員

桐山ヒサ子
林良子
吉原稔

内容

請願要旨
 滋賀県教育委員会は、9月9日、臨時教育委員会を開き、平成6年度滋賀県公立高等学校入学者選抜要項に基づく公立高校入試の来春実施を決定した。
 中でも、調査書は、すべての受検生が受検先高校に提出し、学力検査とともに合否の判定基準の重要資料とされるだけに、その客観性、公正さは当然保持されていなければならないと考える。
 しかるに、今回の調査書の学習記録の冒頭に掲げられた絶対評価による観点別学習状況の評価は、基準としての客観性、公正さに大きな疑問が持たれる。
 また、要項によると、ボランティア活動、スポーツ活動および文化活動等の特別活動の記載事項については、積極的に活用するとなっているが、すでに中学校現場では学校内外のボランティア活動が少しでも高校入試に有利になるようにと打算を働かせる中学生や、中学校側の指導が出ている実態がある。
 ついては、観点別学習状況の評価、生徒会活動、部活動、ボランティア活動の実績などを合否の判定資料として採用しないよう請願する。

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