請願第5号 私学助成に関する意見書の提出について
請願第5号
平成07年9月29日
意見書提出
古田清一
大谷元太郎
石橋修一
上野幸夫
請願要旨
本県の私立学校は、各々建学の精神に立脚し、公教育の一翼を担うという自覚のもとに、新しい時代に対応する特色ある教育を目指し、本県教育の振興発展に努力を重ねてきたところである。
しかし、生徒児童の減少期を迎えて学校経営上の困難は倍加し、さらに教育費の著しい公私格差は、教育推進の見地からも緊急に解消すべき課題であり、私学助成の安定した施策を切に願うものである。
本県の私立学校が時代の要請にこたえ、21世紀の我が国を担う個性豊かな県民子弟を育成するためには、優秀な教職員の確保、教育環境の近代化のための新時代にふさわしい施設、設備の充実が重要であり、私学の経営基盤の大きな柱である公費助成の大幅な増額と保護者負担の公私格差の是正を切望するものである。
よって、私学助成の拡充発展に関する意見書を政府関係行政庁に対して提出されるよう請願する。