請願第5号 農業農村整備事業の着実な推進について
請願第5号
平成09年7月1日
意見書提出
有村國宏
大谷元太郎
石橋修一
白倉一路
請願要旨
農業は、国民食料の安定供給や豊かな自然・文化をはぐくんできたところであり、その多面的機能や役割について評価がますます高まってきている。国においても平成５年12月のウルグァイ・ラウンド農業合意の受け入れに伴い、我が国の農業農村に及ぼす影響を緩和するとともに、農業農村を21世紀に向けて持続的に発展させていくことを目的として平成12年までの６年間で総額６兆100億円の関連事業を実施するとされている。
財政構造改革が強力に推進される中、このウルグァイ・ラウンド対策事業全体の見直しが実施されるが、この事業は農業の体質強化と農村地域の活性化を図るために不可欠な事業であり、この事業の推進については県下の農業者・農業団体が強く望んでいるところである。
ついては、国土資源の維持保全に多くの公共性を有する農村農業整備事業を公共事業として、計画的・安定的に実施されるよう、議会の名において政府、国会等関係方面に意見書を提出されたい。