請願第13号 中学校用教科書採択について
請願第13号
平成12年12月8日
西沢久夫
出原逸三
請願要旨
現在の学校現場には、いじめや不登校をはじめ様々な教育課題が山積している。また、これからの国際社会の中で活躍する青少年にとって真理を探究することは大変重要であり、人権の世紀といわれる21世紀を創っていく子どもたちのために、より良い教科書の採択が望まれる。
いうまでもなく「教科書」は授業における主たる教材であり、教職員・児童生徒にとって大きな位置を占めていることから、教科用図書の採択については、現場で直接児童生徒の教育に携わる教職員や、子育てに最も直接的な責任を持つ保護者に対して公開性が求められる。
よって、2001年は中学校用教科書の採択の年にあたるため、県教育委員会は採択地区協議会が行う採択に関して、下記の点について公正な助言を行っていただきたい。
記
１．関係教職員ならびに保護者が、教科用図書の展示審査結果会に参加し、十分な研究・検討ができる諸条件を整備すること。
２．教科用図書検討の意見集約については、教職員および保護者から集約し、採択にあたってはその意見を十分生かすこと。
３．採択決定後は、その理由を公開すること。