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平成25年(2013年)4月24日(水)

4 会見内容

議長
 宇賀 武でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
 本日開かれました臨時議会におきまして、滋賀県議会の第93代議長に就任することとなりました。
 歴史と伝統に培われた滋賀県議会の議長の要職を担うことは、身に余る光栄であるとともに、その職責の重さを痛感しているところでございまして、また、身の引き締まる思いであります。
 議員の皆様のご支援・ご協力を賜り、滋賀県政発展のために、また、安全で安心な県民生活を送っていただけるよう最善の努力を傾注してまいる所存でございますので、何とぞよろしくお願い申し上げます。
 それでは、就任にあたりまして所信の一端を述べさせていただきたいと存じます。
 本県を取り巻く状況につきましては、依然として厳しい財政状況の中、昨期に開かれました2月定例会の冒頭におきまして、嘉田知事より平成36年の国体招致に向けてのご発言がなされ、このことを踏まえまして、体育振興・健康づくりへの取り組みがございます。
 また、昨年度、社会問題となりました学校での「いじめ問題」、原子力対策を含めた総合的な危機管理対策、さらにまた、これに関連する再生可能エネルギーの導入、また、中小企業の活性化の推進など、様々な課題が山積をいたしております。
 これらのことを踏まえながら、県議会として、県民の生命、財産を守ることを最優先に議論を進め、県民生活の安全、安心を確保し、県民の暮らしの「不安」を解消するために、議会が一丸となってこれらの課題解決に取り組んでまいりたいと考えております。
 また、県議会を代表する議長として、住民を代表する議会が、その担うべき機能や役割を確実に果たせますよう、公平公正な議会運営、また、効率的で効果的な議会運営を目指して、一層の努力を続けて参りたいと考えているところでございます。
 地方自治につきましては、関西広域連合の発足によりまして広域行政が進展する中で、今、国においても道州制の議論がなされるなど、地方自治のあり方も今後、大きく変わってくるものと思われます。
 これに伴い、議会の責任や果たすべき役割もますます重きものとなり、議会として政策的にしっかりと対応していくためには、県民の皆様方の声を真摯に受け止めさせていただいて、これまで以上に政策立案機能を強化していく必要があると考えております。
 結びにあたりまして、社会情勢が激しく変化する中にあって、県議会といたしまして、時代の変化に対応した議会であるためには、これまでの慣例等にとらわれず、大胆に改革を遂行してまいる必要があると私自身、認識を新たにしているところであります。
これまでも、議会改革検討委員会を設置してさまざまな取組を行い、昨年度は「県民参画委員会の開催」や「県議会ダイジェストのテレビ放映」などを行ってまいりましたが、今年度は、このテレビ放映をさらに充実させ、各定例会閉会日後におきまして、提出議案の審議のポイント、委員長報告、採決の模様等を定例会の総括として放映してまいりたいと考えております。
 今後とも、県民に身近な開かれた議会を目指し、また、前佐野議長からの改革の流れをしっかりと引き継いで、滋賀県政の発展のために微力ではございますが、全身全霊をもって対処してまいりたいと考えております。
 1年間いろいろとお世話になることと思いますが、よろしくお願いを申し上げ、私の所信とさせていただきます。どうぞ、よろしくお願いいたします。


質疑応答

記者
 嘉田県政との向き合い方ですが、議長としてこれからどのように対峙していくお考えか。

議長
 私の基本的な考え方といたしましては、当局と議会というものは車の両輪であると思っておりまして、全て、是は是、非は非としての対応をしてまいりたいと考えております。

記者
 副議長が留任されたことは異例なことであると聞いているが、議長としてどのように評価するか。また、どのような影響があると考えられるか。

議長
 某新聞で掲載がなされましたが、それを受けて、私どもの会派で申し合わせで任期1年ということで今まで進めてきたわけですが、今回副議長が留任されるということになった訳でありますけれども、会派の委員の意見を集約いたしますと、今の新聞等で掲載されましたような状況の中では、やはり厳に謹んでいただくべきであろう、というものでありました。
 法に抵触するということではないのですが、それぞれの議員のモラルの問題でありまして、私がこの場でどうこう申し上げるものでは無いと思っております。

記者
 副議長に期待されることは何か。

議長
 どのような形であろうとも、現段階では副議長としての立場でありますから、正副議長が一体となって議会運営に当たっていかなければ、まともな議会運営ができません。
 そういうことから、私は今日までのプロセスがどうであろうと、正副議長は一体となって全てのことに対処してまいりたいと考えております。

記者
 今の議長の表現であれば、迂回献金で税法上、還付を受けていたという状況の中では、謹んでいただくべきだというふうに私なりに理解するが、やはり副議長の職にとどまるべきではないという考えであると理解してよいか。

議長
 今までの会派の中での、それぞれの意見はそうであったと思います。それぞれの議員の根底には当然そういうことであっただろうと思いますが、しかしこれは申し合わせでございまして、辞表を提出されるとそれによって副議長が空席になり、それによって選挙になるということになっているわけでございますから、辞表が提出されない以上、留任していただくということになります。

記者
 留任すること自体についての議長ご自身の評価はどうか。

議長
 副議長のなされることでありますから、それはそれとして受け入れていかなければならないですし、それを踏まえて、今申しましたように、正副議長が一体として議会運営その他諸々の課題等に取り組んで行かなければ、円滑な運営はできませんし、県民の付託に応えることはできないということになりますので、議長をお預かりしている以上、そのようなことがあってはならないと、私自身自覚をしているところであります。

記者
 従来であれば副議長が持ち上がるということが慣例であり、宇賀議員が議長になられるのは一種アクシデント的、突然のことであったと思うが、議長に就任される心構え準備はどうか。

議長
 私が議長をお預かりすることになりますまで、何回か会派の協議を重ねてまいりました。冒頭申しましたように、副議長の関係が新聞紙上に掲載されまして、そういう中で社会的状況からいたしましても、我々は税をいただいた中で進めさせていただいておりますし、私どもの報酬も税で賄っていただいているわけですが、そういう立場のものが、法には抵触しないけれど献金を迂回させて税の還付を受けているという行動はいかばかりのものかということで、会派の中から意見が出ました。会派の総体的なご意見でございました。
 然れば議長はどなたかということになりましたので、皆さんと協議の中で、私にということでまとまりましたので、私も今日の臨時会に臨むにあたりまして、了とさせていただいたところであります。
 お受けいたしました以上は先ほどから申していますように、県民の付託、議員からの期待に私なりにしっかりとした対応をして、お応えしていきたいと決意を新たにさせていただいているところであります。

記者
 新年度の課題として、一票の格差が問題になっているが、定数や区割りをどうするかについて、どのような考えをお持ちか。

議長
 定数削減につきましては、2年前に私どもの自由民主党の会派として定数の2割カットを公約として掲げさせていただきました。
 今までも既に議論はしていただいていますが、この臨時会が終わり、役選も決まりましたので、これを受けて、早急に検討委員会を設立し、区割りも含めて方向付けを決めていただきたい。具体的にどこに何人というものは私の中にはございませんが、検討委員会を立ち上げて、その下で定数削減についての協議を重ねていただきたいと思います。

記者
 自民党が公約に掲げた2割削減は、議長としてあくまでこだわるということか。

議長
 2割というのは我々の公約です。2年前に選挙の洗礼を受けまして、当初26人が当選させていただきました。途中、ご承知のように生田議員が辞職されましたけれど、25人はその思いを一にしていると思っております。

記者
 嘉田知事が議長や前議長にかなりリップサービスをしていたと思うが、今まで議場であのようなことはなかったと思うが、どうか。

議長
 前佐野議長の労をねぎらい、私に対する新任のお祝いの言葉を賜ったということについて、私も7年の県議会議員の経験の中では無かったことだと思います。

記者
 ちょっと異例だと思うが。

議長
 そうですね。午前中にいろいろなことがありましたから、その辺りを知事もお気遣いいただいたのかなと、推測ですが、そのように思っております。
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