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平成25年(2013年)9月11日(水)

4 会見内容

議長
 いつもお世話になりまして、ありがとうございます。
 9月18日から10月11日までの24日間の会期をもって9月定例会を迎えます。本日9時半から、そのための議会運営委員会を開催いただきまして、その席上、総務部長から、提案されます36議案、詳しく申しますと、予算案件2件、条例案件13件、その他の案件21件の提案が予定されておりまして、それぞれの議案について説明を受けたところです。補正予算につきましては、一般会計が51億8,740万円余りの増額であります。また、流域下水道事業特別会計におきましては3億円余りの減額となっております。一般会計の増額分のうち、大きなものといたしましては、条例にも制定するわけですが、滋賀県地域元気基金の22億円余りであると聞いております。この基金は地域経済の活性化と雇用の創出を図るために設置されるものであります。
 条例案件につきましては、先ほど13件と申し上げましたが、今定例会では、「滋賀県流域治水の推進に関する条例案」がひとつの大きな焦点になってくるものと思っております。
 また、すでに御存知だろうと思いますが、知事の一連の発言につきまして、8月28日に私の方から知事に対しまして、県議会の役割を正しく認識されるよう申入れを行ったところであります。申入れの内容は、資料提供させていただいたとおりであります。今後も二元代表制の下、一翼を担う議会として、県民の視点に立って公正公平な議会審議に努めてまいりたいと思っておりますのでどうぞよろしくお願い申し上げます。私の方からは以上でございます。

記者
 今もお話のありました、流域に関する議長からの申入れの件ですが、これに対しては特に今のところ、知事から議長に対して何か説明なり返答という形で、釈明といいますかそういう話はあったのでしょうか。

議長
 今のところは全くございません。

記者
 議長もそこまで求めていることでもないということでしょうか。

議長
 文書で申し入れたことは事実ですが、今返事を待っているという状況とは思っておりません。

記者
 副議長にも知事の発言に対する見解を伺いたいのですが。

副議長
 このことについては議長とも話をしていますが、県の一方的な部分も多分にあるなということは私自身感じています。知事の一つの大きな懸案みたいなものでもあるので、それはよく分かるのですが、滋賀県も地域によってみな違うので、もうちょっと説明が必要ではないかという気もしています。

記者
 今回、二人の自民会派の方が無所属になられて、元々同じ会派だということもあって、いろんな面で一緒に御活動をされるのでしょうか。

副議長
 私はもう会派を出た身ですし、それについては全く考えていないです。

記者
 副議長というより無所属の議員ということでお伺いしたいのですが、自民党は、地元住民に対して流域の関連で説明が尽くされていないのではないかとか、河川整備をおざなりにするのではないか、ということで慎重な立場をとっていますが、山田議員としては一無所属議員として流域についてはどのような考えを持っていますか。

副議長
 無所属になってまだ半年ほどで、10年の間ほとんど自民党会派にいたので、流域については、自民党会派とほとんど同じ考えです。

記者
 今のままでは頭からなかなか賛成できないというか慎重ということですか。

副議長
 議会が始まってからこの後の説明がいろいろあると思いますが、今日までの説明では、ちょっと県の方が先行しすぎている部分があるのではないでしょうか。今、会派の話し合いや勉強会には出ていませんが、副議長室で職員から説明を受けるときに、本当に各市首長がみんな同意しているのかと問うています。確認は取っていませんが、そこまでいっていないような気が私はします。

記者
 例えばどういうところに山田副議長は懸案を持っていらっしゃるのでしょうか。

副議長
 流域の河川の断面にしても、被害想定にしても、湖辺の近くの河川断面と山手とでは勾配も違います。その辺のきちんとしたデータを県が取れているのかというと、湖辺なんかは、平成7年5月の一時水でもずっと湖辺が浸かりましたし、集中的な豪雨の被害というのは、やはり湖辺と山手とでは違うし、河川断面は10分の1の計画でよいとなっていますが、30分の1までいけるような断面もあるし、地域によってばらばらです。そこら辺をもうちょっと細部に詰めていかないと、まとめて県からこうだというのはちょっと先に進みすぎているのかなと不安を感じています。

記者
 では前提となる地先の安全度マップの正確性にちょっと不安があると?

副議長
 そうですね。それから経済活性化する中で、地域の開発等にしても、調整池の問題と、将来農業地でいく場合は24時間浸かっていても修正ならないと。しかし住宅に変えていく場合は、そんな勾配では具合が悪いし、そこら辺の部分的な条件というのは、各市によってみな違うと思うのですけどね。

記者
 引き続いて宇賀議長に伺いたいのですが、二元代表制の一翼を担う議会として公正公平な審議に努めてまいりたいということで、知事の公務外の発言に対して懸案を持っていらっしゃると思いますし、文書でもそういうことを申し入れされましたが、改めて宇賀議長の口から、流域治水をめぐっていろいろ住民にも影響がありますし、議会の中にもいろんな声がある中で、どういうふうな審議を心がけてもらいたいと、あるいはどのように差配していくというか、議長として見守っていかれるのでしょうか。

議長
 先日申し入れさせていただきましたのは、知事が塾長を務めておられる塾で、この流域治水の条例に対して、議会が判断するに当たっていろいろな方法が出てきますが、そういう中で先送りされた場合に、県民に対してどういう責任を果たせるのか、という御発言がございました。私は、自分が運営する塾であっても、まだ議会に議案が提出されていないうちに、議会が責任をどうこうと言うことは、あまりにも早計すぎたのではないかと思っております。
 それからもう一点におきましては、それに代わる代替案を出しなさいとおっしゃっていたわけですよね。私は、この件についてもいかばかりかなと。やはり、最善のプロフェッショナルの集まりですから、十分に理事者側としても議論を重ねて成案として出されるべきだと思います。代替案を議会に準備しなさいというのは、二元代表の一翼を担う我々にはチェック機能もあるわけですから、やはりそこが一番県民から託されているところだと私は認識しています。決議文を出したり、意見書を出したりということは議会もしますが、代替案まで準備しなさいということは、私は知事として発言するべきではない、軽々すぎたのではないかなと思います。と言いましても、私は理事者側と議会が対峙することは絶対によしとはしていません。ですから、十分お互いが議論を尽くせる俎上を作ってくださいという意味で申入れをしたわけでして、対峙をしようと思って申し入れたわけではありません。

記者
 そうすると、開会日の提案説明などで、知事から改めて議会審議に臨むにあたっての心構えというかそういう発言がないと、心情的にもすんなりと審議に入れないというような印象を受けるのですが、そのあたりは別に指示できるものではないので難しいかもしれませんが、どうでしょうか。

議長
 真摯に申入書を受理されたということは、私はそのことに対して知事自身やはり反省もされている面もあるでしょうし、同調というか同意もされている部分もあるのではないかと思います。それが言葉に出てくるのか、あるいは審議説明の過程で出てくるのか、それは分かりません。ですからやはり、説明責任を果たすということが一番大事なところですので、やはり審議の過程で懇切丁寧に説明を果たされるのが、一番の責任の取り方だと、私はそのように理解をしております。

記者
 逆に、議会、会派から代替案というか対案を出すという動きが出てきても、またある意味では仕方ないというか、それも一つの方向性ではあるのですよね。

議長
 しかし、まだ議会に成案として出てきていないですからね。それ以前に、代替案を出しなさい、対案を出しなさい、と知事から発言されるのがいかばかりかということを私は申しているのであって、その審議過程で修正案をかけたり、そういうことは議会としては当然出てくることですし、それは認められていることですからね。いくらチェック機能であっても。ですから私は、先ほどから申し上げているのは、議会に提案もされていないのに事前にそういう言い方をされるのは、お互い二元代表制としていかばかりかと申し上げているのです。

記者
 オスプレイの問題ですが、議会として県民の安全を担保する意味で、議長、副議長としてどういうお考えをお持ちですか。

議長
 8月22日だと記憶しているのですが、マスメディアが報道されて初めて私どもはその情報をキャッチしたわけです。詳細も何も分からない中でしたから、情報収集に努めて、議会として最善の努力を傾注したいと申しておりました。その後、9月6日に防衛局長が、午前中は高島市長に、午後は知事にだと思いますが、詳細までは話しておられないようなことを聞いているのですが、説明に来られたということはお聞きしました。そしてまた昨日、福井市長と知事が防衛大臣に会われて、14項目の申入書を手渡されたということは承知をしております。今、両首長が国の防衛大臣に直接会われて申入れをしておられる、そのことの成り行きを見守っているというところでございまして、その情報収集も兼ねてそういうことで努めさせていただいています。
 今日も総務常任委員会がもたれまして、そこで申入れをされた内容の説明がありました。また、9月6日の防衛局長の話の内容を逐次、今日の委員会で報告されました。それから各委員の思い、意見を聴取されたというふうに聞いておりますが、そういう中で報告を受けておりますと、やはり地元である高島市の市民の皆さんが一番心配されておられることだと思います。ですからその辺の心配を払拭するためには、やはりできる部分もできない部分もあろうかとは思いますが、情報公開をしていただいて住民の心配を払拭していただく、そのために両首長は今心血を注いでおられると私は理解しておりますので、今のところ議会としては、報告を受けたりといった情報収集に努めたいと思っているところでございます。
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