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平成27年(2015年)11月20日(金) 正副議長の記者会見

1 場  所   議会運営委員会室
2 出席者   西村議長、野田副議長
3 内  容   平成27年11月定例会議を迎えるにあたって


正副議長の記者会見

4 会見内容

議長
 いつもお世話になりましてありがとうございます。
 定例会議を迎えるに当たって、記者会見の場を設けさせていただきました。どうぞよろしくお願いします。

 今期定例会議は、11月27日から12月21日までの25日間の予定で開催されます。
 本日開催された議会運営委員会において、提案が予定されている議案について説明がございました。予算案件1件、条例案件12件、その他の案件22件の提案が予定されています。

 予算案件については、補正予算と債務負担行為でして、補正予算は、地域における医療および介護の総合的な確保のための事業実施のための基金について、国の内示に伴い、積み増しをするものでございます。債務負担行為は、施設の指定管理に伴うものと琵琶湖大橋有料道路の追加事業に伴うものでございます。

 条例案件については、マイナンバー制度にかかる法律の施行に伴って制定、改正するものなどでございます。

 その他案件としては、指定管理の指定についてが17件、ほか、淀川水系における水資源開発基本計画の一部変更について意見を述べることについて、また、琵琶湖大橋有料道路事業の変更への同意、などでございます。

 定例会議とは違う話になりますが、今月17日、全国都道府県議会議員交流大会でパネリストを務めさせていただきました。本県議会の議会改革の取組について、全国からお越しになった都道府県議会議員の皆様方にお話しさせていただいたところでございます。

 もう1つ、議員提案条例について、お話しさせていただきたいと思います。

 議員にも政策立案能力の向上が求められているところ、滋賀県議会では、これまで5つの条例が議員提案により制定されてまいりました。

 今年度になり、議員提案による条例を作る動きがとても活発になっており、大変喜ばしいことと考えております。

 そのなかで、スポーツ振興特別委員会において、現在制定を目指しているのが「滋賀県スポーツ推進条例」であります。

 滋賀県の豊かな自然環境や観光資源を活用しながら、県民一人ひとりが身近にスポーツに親しみ、楽しむことで、心身の健康の保持増進や体力の向上を通じて健康寿命の延伸を図り、また、豊かで潤いのある県民生活の形成や活力ある地域社会の実現を目指すことを目的としております。

 なお、議員提案条例の制定に当たっては、滋賀県議会基本条例第24条に「広く県民の意見を求めなければならない」と定めており、滋賀県スポーツ推進条例の案についても、先週の金曜日、13日を締切りとしてホームページで意見の募集を行ったところでございます。

 本日、スポーツ振興特別委員会が開催されますが、いただいた御意見に対する考え方も含めて、もう一度見直し、最終的な調整を行う予定と聞いています。

 スポーツ活動の推進による健康の保持増進やスポーツを通じた地域の活性化、また、2024年に国体開催も控えていることもあり、競技水準の向上など、滋賀県の発展に資する条例となるよう期待しております。

 私からは以上でございます。

記者
 条例は、これまでもがん対策とか、今も乾杯条例とかを検討してらっしゃると思うんですけれど、どうしても内容的に理念的なものが中心になってしまって、一般の人が果たしてこれを知っているのかというのが大きな課題ではないかと考えていますが、そのあたりをてこ入れしていく必要性についてはどうでしょうか。

議長
 方策としては、パブコメでの意見募集というのがあるのですが、意外に集まってくるのは数が少ないように聞いております。
 今回は4件あったと聞いていますので、その内容を御紹介しておきます。主な意見として、施設整備の関係で、「国体の施設整備のために、湖東・湖北に競技用プールがなくなってしまうので、プール建設等を検討してほしい。」、「各スポーツの国際大会が開ける競技場建設等の長期ビジョンを示してほしい。」、「民間資金によるスポーツ施設の整備の視点を入れてほしい。」などといったものがあったと聞いています。
 今日、特別委員会が開かれますので、傍聴していただければ詳細が聞いていただけると思います。
 この意見を見ていますと、自分がスポーツをすることに対して、どういう不自由を感じる、どういう希望を持つという意見が端的に出ていると感じております。
 先程、今期に検討している条例の中で、乾杯条例の話が出ましたけれども、まだ検討中でございまして、今は発表する段階にはございません。

記者
 おっしゃられた5つの条例というのは、乾杯条例やスポーツ推進条例を含んでいるのですか。

議長
 それらはこれから作るものですので、含んでいません。これまでに制定されたのが5つです。特に平成25年以降、3本出来ています。25年12月に滋賀県がん対策の推進に関する条例、26年3月に滋賀県議会基本条例、26年12月に滋賀県歯および口腔の健康づくり推進に関する条例でございます。
 今回検討されているのは、自転車の安全で適正な利用の促進に関する条例案が文教・警察常任委員会で審議中でございまして、先程まだ検討中と申し上げたのも含めてですが、他にもありますが、まだ表に出す段階ではございません。
 でもこうして活発に政策提案が出来ていくというのは、近年良い傾向にあると考えております。

記者
 政務活動費については、議会で何か結論は出たのでしょうか。

議長
 議会改革検討委員会に諮問しておりますので、その中で政務活動費について検討していただいています。これまでに4回、委員会を開いていただいていますが、まだ報告の段階までは来ておりません。

副議長
 年度内には報告していただけるものと思っています。

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