◆15番(成田政隆君) (登壇)それでは、最後に、幸福の科学学園の学校建設に係る諸課題についてお伺いいたします。
 昨年10月下旬に、学校法人幸福の科学学園が、大津市仰木の里東2丁目、雄琴北1丁目、雄琴3丁目の7万9,000平米の土地を取得し、中学校、高等学校を建設する計画をしております。そして、ことしの4月に学校設置認可申請書が受理され、その後、私立学校の設置に関する事項について、私立学校法第9条の規定に基づき、知事の諮問に応じて審議を行う私学審議会が8月29日に開催されたと仄聞しております。
 この間に、大津市議会においては、幸福の科学学園建設による住民不安の解消に向けた取り組みと住民との合意形成の環境を整える取り組みを市に求める請願が3月18日に採択されるとともに、滋賀県知事に対しては、5月31日に「幸福の科学学園の学校建設に係る申し入れについて」が提出され、8月26日には、「滋賀県北大津地区における『幸福の科学学園』の学校建設反対を求める署名」3万999筆が嘉田知事に提出がなされております。
 この署名は、建設予定地の周辺学区である仰木の里学区、仰木の里東学区において、約76%に当たる3,280世帯、8,007人が署名をされておられますが、この署名に対する地域の思いを、知事はどのように受けとめておられるのかお伺いいたします。
 申し入れや署名活動等を行われる背景には、さまざまな住民の持たれている不安が存在していると言えます。大津市においても、住民の不安解消に向け汗をかいていただいているところですが、まだまだ住民の不安を解消には至っておりません。解消するためには、滋賀県としても積極的に取り組んでいかなければならないと考えます。
 先般、9月10日に、仰木の里学区自治連合会の呼びかけにより、行政側から滋賀県と大津市、幸福の科学学園、UR、住民の4者が一堂に集まる協議会が行われました。この協議会は、これまで幸福の科学学園から建設予定地に隣接する自治会への説明が十分になされてこなかったという経過もあり、住民の不安解消に向けて住民と学園が話し合いを行う場であり、県および大津市の行政機関ならびにURが参加して開催されたものであり、不安解消に向けた一歩であったと言えます。
 しかしながら、この4者協議においては議論が尽くされておらず、まだまだ不安解消に向けた取り組みが必要であると聞いております。
 そこで、滋賀県として、不安解消に向けてどのようにかかわっていかれるのか、知事にお伺いいたします。
 あわせて、不安材料の一つである学園建設予定地の地盤の安全性に対する住民の不安の解消をどのように説明をなされていくのか、知事にお伺いいたします。