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修学資金貸付制度の拡充・強化ならびに介護福祉士養成に係る離職者訓練(委託訓練)制度の継続実施等を求める意見書の提出について

請願第10号 修学資金貸付制度の拡充・強化ならびに介護福祉士養成に係る離職者訓練(委託訓練)制度の継続実施等を求める意見書の提出について

受理番号
請願第10号
受理年月日
平成27年11月26日
付託委員会
厚生・産業常任委員会
継続審査状況
議決年月日
議決結果
採択
紹介議員
佐藤健司
小寺裕雄

内容

受理番号:請願第10号
 修学資金貸付制度の拡充・強化ならびに介護福祉士養成に係る離職者訓練(委託訓練)制度の継続実施等を求める意見書の提出について

 公益社団法人日本介護福祉士養成施設協会(以下、「協会」という。)および協会会員介護福祉士養成施設(以下、「養成施設」という。)は、介護人材の中核的役割を果たすべく高い専門性と優れた資質を有する介護福祉士を継続的・安定的に社会に送り出すため、国の施策に合わせ教育内容の充実を図るなど最大限の努力をしてきている。このような中で国の雇用対策の一環としての介護福祉士養成に係る離職者訓練を受け入れ、養成教育を行い質の高い介護福祉士を社会に送り出すことにより高い評価を得ている。一方、養成施設への入学者の減少傾向は歯止めがかからず、養成施設の定員に対する充足率は50%(離職者訓練による受入者を除くと40.8%)と近年では最も低い数値となっており、課程の廃止や入学生の募集停止を余儀なくされている養成施設も少なくない。協会としては大々的な啓発や学校訪問等の活動、介護の日のイベントなどにより、環境改善のための努力をしているが、このままでは、施策や社会の要請に応えていくことは困難になることが予想される。ついては、介護福祉士養成施設においては、今後とも国民の要請、政策課題に応え、専門性をより一層高め、質の高い介護福祉士を養成して、社会に安定的な供給を図り、これにより国民の安心・安全、介護に要する費用の節減等社会貢献を図っていくことが必要であることから、介護人材養成と確保のための大きな魅力となっている介護福祉士等修学資金貸付制度の拡充、入校生の学習意欲も高く修了生の就職先での評価も得ている雇用対策としての介護福祉士養成に係る離職者訓練(委託訓練)制度の恒久化を初めとする下記事項の実現のため、意見書を国に提出されるよう願うものである。
1.介護福祉士養成施設に対する財政的支援を図ること。
2.介護福祉士等修学資金貸付制度の拡充・強化を図ること。
3.介護福祉士養成に係る離職者訓練制度(2年課程)の継続実施および恒久化を図ること。
4.教員および介護福祉士の資質の向上確保のための再教育に対する支援を図ること。
5.外国人留学生の介護福祉士養成施設への受け入れを図ること。
6.今後の介護福祉士養成教育、職業能力に基づく養成教育とより高度な介護福祉士資格の創設への支援を図ること。

会議録

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