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2024年の「滋賀国体」のあり方と無駄遣いの見直しを求めることについて

請願第17号 2024年の「滋賀国体」のあり方と無駄遣いの見直しを求めることについて

受理番号
請願第17号
受理年月日
平成28年12月5日
付託委員会
県民生活・土木交通常任委員会
継続審査状況
議決年月日
議決結果
不採択
紹介議員
藤井三恵子
節木三千代

内容

受理番号:請願第17号
 2024年の「滋賀国体」のあり方と無駄遣いの見直しを求めることについて

 滋賀県は、2024年に予定されている国民体育大会に向けて施設整備を進めている。今まで明らかになっただけでも、彦根市の主会場の整備や県立体育館の移転・新築を中心に300億円以上の予算が見積もられ、今後の計画も含めれば最終的には600億円以上にのぼり、場合によってはそれ以上に膨らむ可能性もある。
 その中でも、県立体育館は「びわこ文化公園都市」に移転して客席5,000人規模で建設する予定である。この計画は2016年2月議会で、知事が突然に表明し、補正予算として計上されたもので、その経過について議会や県民に十分な説明がされていない。また、移転先は大津市瀬田地域の山林の谷底にあり、造成や道路整備に莫大な予算が必要である。交通アクセスも悪く、中高生を初め県民が気楽に使用できる場所ではない。最初から移転先の「土地ありき」として計画が進められていることも重大な問題である。彦根市の運動公園の再整備についても、200億円という予算が現時点で計上されているが、整備後の使用計画など充分に議論が尽くされているとは言えない。
 国の社会保障制度の改悪や消費税増税、雇用情勢の悪化などによって、県民の生活は厳しさを増している。社会保障や子育て支援の拡充・教育施策の充実などは県民の切実な願いであり、こうした施策に優先的に予算を使い、県民の命と暮らしを守ることが県政に求められていることではないか。2024年の「滋賀国体」のあり方と無駄遣いを抜本的に見直すことで、国体が県民本位のスリムな大会として開催され、県民のスポーツ文化の振興に真に役立つものとするために、以下の3点を実施されるよう要望する。

【請願事項】
1 国体の施設等の整備計画の全体像を県民に明らかにした上で、簡素なものとすること
2 膨大な費用がかかることから、主会場については計画を見直し、県立体育館建設は場所も含めて計画を白紙に戻すこと
3 国体のあり方を見直して、県民のスポーツ文化の振興に役立つものにすること

 なお、議長宛ての個人署名を、5,486筆添えて、提出する。

会議録

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