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オスプレイの飛行中止と配備撤回を求める意見書の提出について

請願第7号 オスプレイの飛行中止と配備撤回を求める意見書の提出について

受理番号
請願第7号
受理年月日
平成29年9月25日
付託委員会
総務・政策・企業常任委員会
継続審査状況
議決年月日
平成29年10月6日
議決結果
不採択
紹介議員
杉本敏隆
藤井三恵子

内容

受理番号:請願第7号
 オスプレイの飛行中止と配備撤回を求める意見書の提出について

 沖縄の普天間基地に配備されている米海兵隊のMV22オスプレイが8月5日、オーストラリアで訓練中に墜落事故を起こし、乗員3人が死亡した。これは2016年12月13日の沖縄県名護市での墜落事故に続くものである。沖縄での墜落事故の調査報告も出ないうちに、またしても起きた事故に、全国で不安が高まっている。
 米軍は事故直後の8月7日からオスプレイの飛行を行い、安倍政権はオスプレイの飛行を容認する見解を発表しているが、米軍優先の訓練再開を許す日本政府の姿勢は、国民を愚弄するものである。さらに、9月5日から行われた北海道での日米合同演習にオスプレイが参加したり、普天間基地所属のオスプレイが機体異常のため大分空港に緊急避難着地するなど、墜落の不安を広げている。
 オスプレイは1991年以降、今回の事故を含め、11回もの重大事故を起こし、死者41名を出している構造的な欠陥機である。
 安倍政権は、このようなオスプレイが参加する日米合同演習を全国に広げるとともに、2018年以降、MV22オスプレイを陸上自衛隊に17機配備する計画である。また、2017年1月から、米軍は千葉県木更津市の陸上自衛隊駐屯地でオスプレイ整備工場を稼働させている。
 さらに、米軍のCV22オスプレイが2019年以降に東京・横田基地に配備される予定である。
 しかもこれらのオスプレイは、2013年10月に饗庭野自衛隊演習場に飛来したオスプレイのように「住宅・公共施設上空は飛行しない」とした約束や運航規則などを全く守らないばかりか、日本全土を「運用上の必要」として飛び回っている。このような日本国民の生活権・生存権を脅かすオスプレイの飛行・配備は、絶対許されるものではない。
 よって私たちは、
1、危険な欠陥機オスプレイを日本から撤去すること
2、饗庭野演習場での日米合同演習など、滋賀県内でのオスプレイ訓練飛行は絶対しないこと
を日本政府に強く要求している。
 貴県議会が、私たち県民が安心して生活できるよう、また県民の「平和的生存権」が守られるよう、オスプレイの飛行中止と配備撤回を求める意見書を日本政府に提出していただくよう請願する。

会議録

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