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平成27年(2015年)5月12日(火) 正副議長の記者会見

1 場  所   記者会見室
2 出席者   西村議長、野田副議長
3 内  容   正副議長の就任記者会見


正副議長の記者会見

4 会見内容

議長
 一言、ご挨拶申し上げます。本日の招集会議で、由緒ある滋賀県議会の第95代議長を仰せつかりました西村でございます。初めての女性議長ということで非常に緊張しております。
 今日まで色んな場面で、女性の活躍推進の場が与えられましたけれども、こうして二元代表制の一翼を担う県議会の長という重責を与えいただきましたこと心より感謝申し上げます。
 滋賀県の女性にとっても、今日まで支えていただきました幾多の諸先輩方の意を引き継ぎながら、一般の女性が社会で活躍でき、社会進出が一層図られるよう頑張っていきたいと思います。皆様方のご指導・ご鞭撻をいただきまして円滑な議会運営に努めてまいりたいと思いますのでどうぞよろしくお願い申し上げます。また、野田副議長にもお支えいただきまして県政発展に向けてまい進してまいります。今後ともご指導のほどよろしくお願いします。

副議長
 みなさん、こんにちは。本日の招集会議によりまして第105代の滋賀県議会の副議長を就任いたしました。本当に責任の重さを痛感しているところでございます。微力でございますが西村議長をお支えしながら、円滑な議会運営をしっかりと行ってまいりたいと思っております。よろしくお願い申し上げます。

記者
 これまで、女性の都道府県議会議長は福岡県議会に次いで、多分2例目になるのではないかと思うが、その点いかがお考えか。

議長
 滋賀県議会では女性を待っていて下さったのではないかと思っています。時代が進展したとは言いながらも、男性議員のみなさんがよく理解いただいたと感謝申し上げます。

記者
 西村議長は「女性」という立場で、議長になられたが、いわゆる男性議員とは違ってどのように議会を変えていくのかといった抱負をお聞かせいただきたい。

議長
 この4月に県議会議員の選挙がありましたが、県民の皆さんから負託いただきました議員にとっても、女性の立場からみると生活の基盤は家庭にあり、その立役者は実は女性にあるのはないかと思っております。子供を育て上げ、あるいは介護もしながら話し合いを通じて家族が丸くおさまるような形、幸せな家庭というものを築くのに色々な苦労をされております。そういった中で、生活の声がそこに反映されてくるのではと考えています。ご意見を伺い、また活発な意見討議をしながら、県民の皆様が幸せに暮らせるようになればと思っています。

記者
 全国でも問題になったが政務活動費を含め、議会改革にはどのようなお考えか。

議長
 議会改革については、今までも改革検討委員会を設け検討してきましたが、今後も改革検討委員会を立ち上げて、積極的に取り組んでいきたいと考えています。
 政務活動費については、一部の議員の行動によりまして影響を受けているところであります。これまで議員のみなさんにご苦労いただいて、滋賀県議会では、1円の領収書から提出いただいております。これで良いという意見もあろうかと思いますが、疑問が呈されたとしても説明責任はしっかりと果たしていかなければならないと思っております。
 また、今日も台風により雨で心配されますが、通年議会も始まり、突拍子もない事態になった場合にどうするかというようなこと、事業継続計画というものを具体的に検討していかなければならないと考えております。

副議長
 一つ付け加えて申し上げますと、議会対応という点で、質問に対する答弁などの業務については、いつ終わるのかわからないという状況です。子育て中の女性や男性職員の方は非常に苦労しておられると思います。そういったところを改革していきたいと思います。例えば、議会からの質問通告期限を早めて、必要な人員で知事協議なりを対応していくと、そういったことを考えないと大変な負担をかけることになってしまっております。時間外の削減や職員の健康管理にもつながっていくものと考えています。

記者
 政務活動費のネットでの公開はどのようなお考えか。

議長
 今後、議会改革検討委員会において検討いただく予定です。

記者
 このたびの県議会選挙で投票率も伸び悩んだが、政治に関心をもっていただくための方策は。

議長
 今までから「議会ダイジェスト」で議会の模様を放映しているところです。
 残念なことなのですが、県民の中には投票しても、自身の思いが成就しないのではといったようなあきらめ感が蔓延しているのかもしれません。
 そうではなくて、県民の皆さんには、あなた方からお聞きしたご意見をまとめていくのだといったことも広く周知していくことが重要になると考えております。
 自分たちの暮らしを良くするために関心を持っていただいて、声に出していただくよう呼びかけを行っていくことが大切ではないかと考えております。

副議長
 特に、若い人たちが無関心だなと感じています。何が原因なのかはっきりとは分からないのですが、対策の術はなかなか難しいと感じるところです。
 経費節減の影響を受け、投票所も少なくなってきていますし、なかには、歩けないといった事情などで投票所が遠くにあると、投票所に行かないということもあるのかと思います。
 我々の責任もあるのだろうと思ってはいるのですが、全国的な傾向でもあるということで、悩んでいるのが現状です。

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