決議第3号
先の大戦における戦没者への追悼および感謝と恒久平和に関する決議
平成7年は、先の大戦が終結して50年目という歴史の大きな節目の年である。
滋賀県議会は、終戦50周年という歴史の節目に当たり、昭和の国難に直面し、祖国の安泰と愛する父母兄弟や故郷の平安を守るため尊い生命を捧げられ、今日の平和と繁栄の礎を築かれた三百万余の戦没者に対し心からなる追悼と感謝の意を表明する。
また、戦禍によって多大の犠牲を強いたアジアを初めとする世界の多くの人々の苦しみと悲しみに対しても、深く思いをいたし謹んで哀悼の意を表するとともに、再び戦争の惨禍を繰り返すことのないよう先の大戦を歴史の教訓として真摯に学び、世界の恒久平和に寄与することをここに誓う。
以上、決議する。
平成6年10月13日
滋 賀 県 議 会