決議第4号
戦没者追悼および世界の恒久平和に関する決議
滋賀県議会は、先の大戦が終結して50年の節目を迎えるに当たり、祖国の安泰と、愛する家族や、故郷の平安を信じ尊い生命を捧げられた三百余万の戦没者に対し、心からなる追悼の意を表する。
また、戦争による犠牲者とその家族ならびにアジアを初め世界の多くの人々に強いた多大の苦しみと悲しみに対し、深い反省と哀悼の意を表するものである。
我々は、今日の我が国の平和と繁栄が、こうした犠牲の上にあることを厳粛に銘記するとともに、再び戦争の惨禍を繰り返すことのないよう、過去の大戦を歴史の教訓として、真摯に心に刻み、日本国憲法に則り、平和を誠実に希求する平和国家として、世界の恒久平和に貢献することを誓うものである。
以上、決議する。
平成6年10月13日
滋 賀 県 議 会