決議第3号
北朝鮮によるミサイル発射に抗議する決議
去る8月31日、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)が、弾道ミサイルを発射し、事前通告なしに我が国上空を経て、三陸沖の近海に着弾させたことは、国際社会における常軌を逸した危険な行為であるとともに、我が国の安全保障にとって極めて由々しき事態である。
こうした北朝鮮の行為は、我が国の国民に多大な不安を引き起こすだけでなく、アジア太平洋地域の平和と安定に重大な脅威となり、ひいては国際社会全体に深刻な緊張をもたらすとともに、これまでの日朝国交回復交渉等の外交努力を無とする暴挙であり強い怒りを覚える。
よって政府におかれては、北朝鮮に対して厳重に抗議の意思を表明するとともに事実関係の公表および国際社会と連携して大量破壊兵器の拡散の防止を求め、国民の安全のため最大限の努力をされるよう強く要望する。
以上、決議する。
平成10年9月21日
滋 賀 県 議 会