意見書・決議の詳細情報

番号

意見書第17号
(平成03年)

議決年月日

平成03年12月16日

結果

可決

本文

意見書第１７号

　　　　　看護、福祉職員等の人材確保の促進を求める意見書

　近年、我が国においては、人口の高齢化、疾病構造の多様化に伴う医学、医術の高度、専門化や福祉の充実などにより、保健医療や福祉に携わる看護要員等の必要性がますます高まっている。
　また、看護や介護の需要の増加とともに、昨今の人材不足は、国民生活を初め医療、福祉の分野にも多大な影響を与えており、今や深刻な社会問題となっている。
　このような状況下にあって、国民が安心して良質な医療の供給と適切な看護、介護を受けるためには、質、量ともに総合的、政策的な観点から看護要員等の人材確保に取り組む必要がある。
　よって政府におかれては、適正な医療や看護、介護サービスの確立を図るため、看護婦やホームヘルパー等の人材確保について、法制化などの実効ある対策を講ぜられるよう強く要望する。

　以上、地方自治法第９９条第２項の規定により意見書を提出する。

　　平成３年１２月１６日
　　　　　　　　　　　　　　　　　　滋賀県議会議長　伊夫貴　直彰

（宛先）　内閣総理大臣　大蔵大臣　厚生大臣　労働大臣　自治大臣

会議録