意見書第6号
淀川水系における水資源開発基本計画に関する意見書
びわ湖は、本県のみならず近畿1,400万人の生命の源であり、国民共有の貴重な財産である。
滋賀県民は、悠久のいにしえよりびわ湖とともに生活し、治山治水や水源涵養、水質保全に真摯に取り組み、まさに「母なる湖」としてびわ湖を守り育ててきた。
こうした県民感情を踏まえ、平成13年度以降における新規利水については、びわ湖を抱える水源県として、県内需要に応じ、県民が未来永劫にわたって安全に安心してびわ湖から取水できるよう、特段の配慮がなされることを強く求める。
以上、地方自治法第99条第2項の規定により意見書を提出する。
平成4年6月30日
滋賀県議会議長 桑野 忠
(宛先)内閣総理大臣 農林水産大臣 通商産業大臣 建設大臣 国土庁長官