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意見書・決議の詳細情報

意見書第4号 森林・林業・木材産業基本政策の確立に対する意見書

番号
意見書第4号
(平成12年)
議決年月日
平成12年3月21日
結果
可決

本文

意見書第4号

    森林・林業・木材産業基本政策の確立に対する意見書

 森林は国土の保全、水資源の涵養、自然環境の保全、さらには地球温暖化の防止等の多様な公益的機能の高度発揮が求められている。
 しかし、我が国の森林・林業・木材産業を取り巻く状況は、木材価格の低迷や木材需要構造の変化等により、その採算性は著しく低下し、生産活動が停滞するに至り、森林の整備、管理が十分に行われにくくなるという問題が生じている。
 本県では、近畿1,400万人の水源で優れた景観と豊かな生態系を誇る琵琶湖を擁し、その恵沢を次世代へと引き継ぐため、周辺森林の多様な機能の維持増進や木材などの再生産可能資源の循環利用を促進することが重要な課題である。
 よって政府におかれては、森林・林業・木材産業の基本政策の確立とその法体系の整備が早期に実現されるよう下記事項について強く要望する。
                 記
1.森林の多様な機能を高度に発揮させる総合的な森林整備施策の導入を図ること。
2.森林・木材資源の循環利用に留意した施策の導入を図ること。
3.森林の持続的な管理・経営を可能にする総合的な林業施策の導入を図ること。
4.国民共有の資産である森林に対する税制度の改正を図ること。
5.林政に関する法体系の抜本的な整備を図ること。

 以上、地方自治法第99条第2項の規定により意見書を提出する。

  平成12年3月21日
                 滋賀県議会議長  滝  一 郎

(宛先)内閣総理大臣 大蔵大臣 農林水産大臣 通商産業大臣

会議録

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