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意見書・決議の詳細情報

意見書第9号 県民生活を支える道路整備の推進に関する意見書

番号
意見書第9号
(平成16年)
議決年月日
平成16年8月3日
結果
可決

本文

意見書第9号

県民生活を支える道路整備の推進に関する意見書

 道路は、活力ある経済社会活動や安全で快適な県民生活を実現する上で重要な役割を担っており、新たな世紀を迎え4年目となる今、真に豊かさを実感できる地域社会を実現するため、必要不可欠な社会基盤施設である。
 それは、時代がどのように変化しても、それが道路の使命であり、原点であることに変わりはない。
 こうした中、本県では、「自然と人間がともに輝くモデル創造立県・滋賀」を基本目標に、自然と人間がともに輝く21世紀にふさわしい地域社会のモデル創造を目指し、諸施策を積極的に進めているところである。
 特に、道路については、県土の持続的な発展とともに、県内各地域のそれぞれの個性を生かした活力と魅力あふれる地域づくりを推進するための基盤となることから、県内はもとより県外との交流、連携を促進する交通ネットワークの整備を進めるとともに、人や自然にやさしい交通環境の整備を進めているところである。
 しかしながら、人口増加率が全国で一、二を競う人口急増県である本県において、道路整備はいまだに不十分であり、第二名神高速道路については、事業着手区間の早期整備や抜本的見直し区間とされた区間(滋賀県大津市〜京都府城陽市)の早期の見直しによる整備促進、地域交流と連携を進める地域高規格道路や国道などの幹線道路はもとより、日常生活に密着した県道および市町村道の整備促進、さらには渋滞解消による沿道環境保全、交通安全対策、道路防災対策等緊急かつ計画的な道路整備の推進が重要な課題となっている。
 よって、政府ならびに国会におかれては、本県における道路整備の重要性を深く認識され、地域の課題に的確に対応した道路整備を進めるため、道路財源の一層の充実と地方への重点配分ならびに第二名神高速道路については、国の責任において区間全体を着実かつ早期に整備されるよう強く要望する。

 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。

  平成16年8月3日
                 滋賀県議会議長  世 古   正

(宛先) 衆議院議長 参議院議長 内閣総理大臣 総務大臣 財務大臣 国土交通大臣

会議録

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