決議第3号
新しい大型間接税の導入に反対し、税制改革協議会の即時解散を求める決議
大型間接税の導入、マル優制度廃止に反対する圧倒的多数の国民の声を無視して、政府はさきの臨時国会でマル優廃止を強行した。
そして、直間比率の是正の名分のもとに大型間接税の導入が企図され、その舞台として税制改革協議会が再開されようとしている。
しかしながら、税制改革協議会は、大型間接税の火種を残すものとしてその設置に反対した日本共産党を排除して密室協議を行い、しかも政府は、国会における税制改革に関する質問に対して協議会の検討をまつとして答弁を避けるなど、まさしく大型間接税の火種を育てたのみでなく、その推進を図る役割を果たしてきた。
よって、いかなる大型間接税の推進にも反対するとともに、その舞台となる税制改革協議会を即時解散することを要求するものである。
以上決議する。
昭和62年10月9日
滋 賀 県 議 会