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国への30人学級実現の意見書提出を求めることについて

請願第19号 国への30人学級実現の意見書提出を求めることについて

受理番号
請願第19号
受理年月日
平成10年12月1日
付託委員会
文教警察常任委員会
継続審査状況
議決年月日
議決結果
不採択
紹介議員
吉原稔

内容

受理番号:請願第19号
 国への30人学級実現の意見書提出を求めることについて

請願要旨
 すべての父母や教職員は「どの子も豊かに健やかに育ってほしい」と願っている。しかし、いじめ、不登校・中途退学の増加や小学生からの授業崩壊など、県内でも子供たちの現状は深刻なものとなっている。楽しいはずの学校で子供たちが苦しんでいるという現実を前にして、この問題の一日も早い解決を願わずにはいられない。
 小学校低学年では、教室にいられない子や先生がそばにいないと学習できない子など、集団学習が苦手な子供たちが急増している。また、学年が進むにつれ、勉強についていけずやる気をなくしている子や進学や友達関係で心の悩みやストレスを持つ子供も急増している。
 従来の1クラス30人以上の学級規模では、このように様々なつまづきやストレスを抱えた子供たち一人一人にゆきとどいた教育をすることは困難である。今、文部省は「心の教育」が足りないと言っているが、子供たちが健全に成長するための心の教育をしようとするならば、教職員が子供にゆったり・じっくり関われる条件を整備することが必要不可欠である。
 現在、日本の学級編制基準は法律で40人と決められているが、先進国では15〜30人学級が常識となっている。
 今日の深刻な教育問題を打開し、一人一人の健やかな成長を支えられる学校、子供たちが楽しく通える学校にするため、下記の事項を実行されたい。
                 記
 小・中・高等学校の学級編制基準を30人以下にするよう、国に意見書を提出すること。

会議録

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