ＷＴＯ次期交渉にむけて政府等への意見書の提出を求めることについて
請願第11号 ＷＴＯ次期交渉にむけて政府等への意見書の提出を求めることについて
- 受理番号
- 請願第11号
- 受理年月日
- 平成13年9月26日
- 付託委員会
- 琵琶湖環境農政水産常任委員会
- 継続審査状況
- 議決年月日
- 議決結果
- 不採択
- 紹介議員
- 西沢久夫
小川暢保
沢田享子
内容
受理番号：請願第11号
ＷＴＯ次期交渉にむけて政府等への意見書の提出を求めることについて
請願要旨
世界の貿易ルールを決めるＷＴＯ（世界貿易機関）の次期交渉を、地域の実情を踏まえ、食料・農業・農村の役割を重視したものにするため、下記事項について、地方自治法第99条の規定に基づき、関係機関に対し意見書を提出されたい。
記
１．農林水産業は、食料・木材などの生産・供給だけでなく、地球規模での自然環境の保全など、人間生活に欠くことのできない多様な役割を果たしていることから、これらの多面的機能を維持するとともに、各国の農林水産業が共存できるようＷＴＯの貿易ルールを改めること。
２．世界的な食料の安全保障の確保のためにも、国内の食料自給率の向上等が図れるようにすること。
３．食の安全確保対策を強化し、特に遺伝子組み替え食品（ＧＭＯ）の流通・表示のルールを国際的にも明確にさせること。
４．上記課題を実現するために、輸出入国とも自国の生産資源を最大限活用して食料を確保できるよう、適切な関税水準の設定などの国境措置や、国内助成については各国の食料・農業をめぐる事情を配慮し、一律的な削減を行わないようにすること。
