後期高齢者医療制度廃止法案の速やかな審議と成立を求めることについて
請願第9号 後期高齢者医療制度廃止法案の速やかな審議と成立を求めることについて
- 受理番号
- 請願第9号
- 受理年月日
- 平成21年1月9日
- 付託委員会
- 厚生・産業常任委員会
- 継続審査状況
- 議決年月日
- 議決結果
- 不採択
- 紹介議員
- 西川仁
内容
受理番号：請願第9号
後期高齢者医療制度廃止法案の速やかな審議と成立を求めることについて
請願要旨
後期高齢者医療制度は、年齢で差別し、憲法で保障している生存権などを踏みにじる最悪の制度である。世論調査では、同制度の廃止について賛成が反対を大きく引き離しており、制度の抜本的見直しや中止、撤回を求める声は広がっている。
また、４月以後の受診傾向について、日本医師会の調査結果では後期高齢者の減少率が異常に高くなっている。さらに、年金からの保険料の天引きは、高齢者の生計費を直撃し、受診抑制を加速させていると考えられ、高齢者の健康を直撃している。
先の通常国会で、野党４党が参議院に提出した後期高齢者医療制度廃止法案が、野党の賛成多数により可決され、現在臨時国会の衆議院で審議が進められている。
この間、国民世論に押され、政府・与党も制度の一部凍結や見直し策を打ち出したが、高齢者の医療を別建てにし、高齢者に負担を押しつけるという基本は変わっておらず、根本的な解決にならない。
ついては、下記の事項について、地方自治法第９９条に基づき、意見書を提出されたい。
記
１．臨時国会において、後期高齢者医療制度廃止法案を速やかに成立させること。
