受理番号:請願第15号
30年前のきれいな琵琶湖を取り戻すために、有効な家庭汚水対策を求めることについて
請願要旨
昭和52年びわ湖に初めて赤潮が発生し、これを契機にびわ湖を守る石けん使用推進県民運動などさまざまな県民運動が展開され、全国で初めての琵琶湖富栄養化防止条例を制定、施行し、水質悪化に一定の歯どめをかけることができた。
しかし、昭和58年びわ湖の南湖西岸に湖水水質悪化の象徴的現象であるアオコが異常発生し、びわ湖の水質悪化が私たちの気づかないところで進行していたことを知った。
水の汚れの原因の中でも有機物による影響を改めて見直すと、私たちの家庭汚水を大きな要因として挙げることができる。
ついては、30年前のきれいなびわ湖を取り戻すため、みずからの責任において汚水処理を管理するとともに、これを推進するために次の事項を盛り込んだ制度の制定など、有効な家庭汚水対策を講じられたい。
記
1、30年前のきれいなびわ湖を取り戻すために、びわ湖に流入する汚濁負荷量を削減する計画をつくり、実施すること。
2、家庭汚水の浄化が全県下で早期に実現可能な施策をつくること。