受理番号:請願第8号
医療を良くすることについて
請願要旨
現在、日本は世界有数の経済大国となり、豊かな国になったと言われているが、医療、福祉については、先進国の中でも大きく立ちおくれている。政府は、こうした状況の根本的な改善を図ろうとしないばかりか、公的医療抑制の施策を推し進め、新たな法改悪を企図している。
ついては、このような事態の改善のため、下記事項について関係行政庁に意見書を提出されたい。
記
1、患者が自由に医療機関を選べなくなり、受診抑制と医療の営利化を促進する医療法の改悪をやめること。国立療養所比良病院を拡充整備すること。
2、老人への医療差別や不当な患者負担の増額をやめ、すべての患者に行き届いた医療ができる診療報酬を保陣し、看護婦、ホームヘルパーなどを大幅にふやすこと。
3、国庫負担を45%に戻し、国民健康保険料(税)を大幅に引き下げること。国民健康保険証を無条件で全加入者に交付すること。