受理番号:請願第1号
被爆者援護法実現について
請願要旨
被爆者援護法の制定は、今後二度と戦争を引き起こさないという国家の決意のあかしとなり、核兵器のない平和な世界への道につながるものである。また、一般戦災者への補償の道を開くことになるとともに、世界の人々が平和と核兵器の廃絶を願っている現在、近隣の国へも幾多の惨禍を及ぼし、みずからも被爆した国として果たすべき大きな役割だと確信している。
ついては、政府開係機関に対し、下記事項を含む同法制定に向けての意見書を提出されたい。
記
1、再び被爆者をつくらないとの決意を込め、原爆被害者に対する国家補償を行うことを趣旨とすること。
2、原爆死没者の遺族に弔慰金と遺族年金を支給すること。
3、被爆者の健康管理、治療、療養をすべて国の責任で行うこと。
4、被爆者全員に被爆者年金を支給すること。また、障害を持つ者には加算すること。