本文へ移動

現在位置 :トップページ請願一覧 › 新学習指導要領の白紙撤回を求めることについて

新学習指導要領の白紙撤回を求めることについて

請願第5号 新学習指導要領の白紙撤回を求めることについて

受理番号
請願第5号
受理年月日
平成03年3月4日
付託委員会
文教警察常任委員会
継続審査状況
議決年月日
議決結果
不採択
紹介議員
池野昭
桐山ヒサ子
林良子
吉原稔
仲川半次郎

内容

受理番号:請願第5号
 新学習指導要領の白紙撤回を求めることについて

請願要旨
 すべての子供たちが国の主人公として、平和な社会で心身ともに健やかに育ってくれることは、国民のだれもが心から願っている。ところが、1989年に文部省が改定した新学習指導要領は、内容的に多くの問題点があり疑問を感じざるを得ない。また、本来学習指導要領は、子供たちの実態や学校、地域の実情に応じて、さまざまな工夫ができるような幅を持たせた大まかな基準であるべきだと考えている。
 ついては、下記事項について請願する。
               記
1、新学習指導要領、ひとしく教育を受ける権利(憲法第26条)を否定し、小学校低学年からの詰め込み、中学校、高校でのできる子、できない子のクラス分け、コース分けなど選別、差別を強め固定化し、高校の学校間格差を拡大し、障害児への差別教育を強めるなど、憲法、教育基本法、子どもの権利条約の精神に反するものであり、国民の願いに背くものであるので、直ちに白紙撤回すること。
2、現在、全国で進められている「日の丸」、「君が代」の強制、道徳や生活科などの移行措置、先取り実施をやめること。
3、それぞれの学年で大切な学習事項をよく選んで、基礎、基本から積み上げ、子供たちが十分時間をかけて、すべての子供にわかりやすく、楽しく学べるような内容になるよう教職員、教育関係者、父母などの意見を聞いて再検討すること。
4、「日の丸」、「君が代」、侵略戦争の肯定、美化などを子供たちへ押しつけることをやめ、主権者として真に必要な基礎学力、自治的、民主的な判断力をきちんと育てる教育を進めること。
5、子供たちにとって、学校が楽しく授業がよくわかるようにするために、学校生活にもっとゆとりを持たせるようにすること。また、教職員の創意工夫を大切にし、決して処分を背景に押しつけたりすることのないような学校運営や教育行政を進め、子供が主人公になる学校になるよう改めること。

会議録

Copyright © Shiga Prefecture. All rights reserved.