受理番号:請願第3号
「小口簡易資金取り扱い要領」の大幅な改善を求めることについて
請願要旨
バブル経済の崩壊以降、景気は大幅に後退し、売り上げや仕事の減少が全業種に及んでいる中で、県と市町村の協調融資である小口簡易資金融資への中小業者の申し込みが増加している。
小口簡易資金制度は、本来銀行や一般の融資制度の資金貸し付けを受けることが困難な中小業者とりわけ零細業者を行政の力で救済するため、無担保、無保証人でつくられたものであり、他の制度と大きな違いがある。
中小業者が今日の不況を乗り越えられるよう、小口簡易資金取り扱い要領の大幅な改善について、下記事項を請願する。
記
1、無担保、無保証人の大原則を無条件に適用すること。
2、事前相談の名のもとに行われる窓口規制をやめること。
3、借入申込書、添付書類を簡素化すること。
4、現在の小口簡易資金貸付要領が無担保、無保証人の原則を貫き、簡易な制度として大幅な見直しを行い、市町村に対して強く行政指導を行うこと。