受理番号:請願第7号
コメ輸入自由化反対の意見書の提出を求めることについて
請願要旨
米の輸入自由化を行うかどうかは、日本の主権に属する問題である。農産物の貿易摩擦は、もともと輸出国側に責任があり、世界最大の食糧輸入国である日本には何の責任もなく、それを閉鎖的とする非難は許せない。
今、マスコミは、ガットの最高意思決定機関である貿易交渉委員会がウルグアイ・ラウンドの年内大筋合意を目指すことで一致したと報道し、政府部内には、早くも米輸入自由化やむを得ずとの見解が横行しており、事態は極めて切迫していると言わなければならない。
今日まで全国の9割を超える地方議会で米輸入自由化反対の決議が行われ、国民世論に大きな影響を与えてきたが、このままの情勢では、頑張ったがやむを得ないという事態を招く心配がある。
以上の趣旨から、この際、もう一度下記事項について地方自治法の規定に基づき請願する。
記
1、貴議会として米の輸入自由化反対を決議され、国、県の関係機関に意見書を送付すること。