受理番号:請願第14号
後期高齢者医療制度廃止法案の速やかな審議と成立を求めることについて
請願要旨
後期高齢者医療制度は、年齢で差別し、憲法で保障している生存権などを踏みにじる最悪の制度であり、世論調査では同制度の廃止について賛成が反対を大きく上回るなど本制度実施後も中止、撤廃を求める声が広がっている。
政府は、後期高齢者医療保険料軽減などの見直しを行ったが、高齢者の医療を別建てにし、将来にわたって高齢者に負担を押しつけるという基本は変わっていない。
先の通常国会で、野党4党が参議院に提出した後期高齢者医療制度廃止法案が、野党の賛成多数により可決された。9月24日召集の臨時国会で、衆議院でも速やかに審議に入り、後期高齢者医療制度廃止法案の可決を求めるものである。
ついては、下記の事項について、地方自治法第99条に基づき、国に対して意見書を提出されたい。
記
1.臨時国会における後期高齢者医療制度廃止法案の速やかな審議と成立を求めること。