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オーガニック・自然農法による農産物の生産推進について

請願第4号 オーガニック・自然農法による農産物の生産推進について

受理番号
請願第4号
受理年月日
令和3年6月29日
付託委員会
環境・農水常任委員会
継続審査状況
議決年月日
令和3年7月16日
議決結果
採択
紹介議員
佐口佳恵
駒井千代
中村才次郎
加藤誠一
川島隆二
冨波義明
節木三千代

添付ファイル

内容

受理番号:請願第4号
 オーガニック・自然農法による農産物の生産推進について

 滋賀県は、かねてより「環境こだわり農業推進条例」や「食の安全・安心推進条例」を制定し、全国に先駆けて環境と調和のとれた農業を推進するとともに、いち早くSDGsを県政に取り入れられている。また、気候変動に適応し自然環境に与える負荷の軽減に配慮しつつ、農業の生産性向上・農業所得の増大を目指す「しがの農業みらい条例」を制定し、安全で安心な農産物の生産や多面的役割を有する農業を持続的なものにすることを県の責務と明記しておられる。
 さらに、昨年は「“しがCO2ネットゼロ”ムーブメント」を宣言されており、「環境」「経済」「社会活動」の構築に向けた知事のリーダーシッ プと滋賀県の職員の方々の努力に感謝するとともに、心から応援する。
 もとより、滋賀には先に掲げた先見的な環境と調和のとれた農業を志向される農家の御尽力があり、農薬や化学肥料を一切使用しない「オーガニック」や「自然農法」で農産物を生産されている農家も増えてきていると伺っている。
 こうした状況の中、1人の母親として、より安全で安心な農作物を、次代を担う子どもたちに食べさせたいと願っており、特に脳と身体が形成される小学校、中学校の大切な時期には、給食にオーガニック農産物を使用してほしいと願うものである。そうした願いは県内外の600名を超える保護者や団体からも賛同を得ている。
 一方、オーガニック米等は、生産技術が難しいことや、価格的な面で契約栽培が中心ということも承知している。今後、県下各市町の学校給食でオーガニック農産物が使用されるなど、消費拡大を呼びかけてまいりたいと思う。
 ついては、滋賀のオーガニック農産物を子どもたちが給食でおいしく食べられるよう、県として、より生産性が向上するためにオーガニック・自然農法農産物の生産技術の確立や一般消費が拡大される取組をされるよう、下記のとおり請願する。

                        記

1 オーガニック農産物の産地や販路の拡大、省力化に向けた技術開発・研究の一層の推進
2 国際水準の有機農業の取組を推進することを目的に、有機JAS制度について指導・助言を行いうる滋賀県下における人材(有機農業指導員)の一層の育成、県内における有機JAS認定検査員の増加・育成に向けての施策
3 未来の消費者となる子どもたちへのSDGsと食と農のつながりを意識した食育の推進

会議録

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