本文へ移動

現在位置 :トップページ請願一覧 › 平和と暮らしを壊す大軍拡、大増税に反対し、「安保関連3文書」改定の撤回を求める意見書の提出を求めることについて

平和と暮らしを壊す大軍拡、大増税に反対し、「安保関連3文書」改定の撤回を求める意見書の提出を求めることについて

請願第4号 平和と暮らしを壊す大軍拡、大増税に反対し、「安保関連3文書」改定の撤回を求める意見書の提出を求めることについて

受理番号
請願第4号
受理年月日
令和5年2月20日
付託委員会
総務・企画・公室常任委員会
継続審査状況
議決年月日
令和5年3月15日
議決結果
不採択
紹介議員
黄野瀬明子
節木三千代

内容

受理番号:請願第4号
 平和と暮らしを壊す大軍拡、大増税に反対し、「安保関連3文書」改定の撤回を求める意見書の提出を求めることについて

【請願の趣旨および理由】
 政府は、2022年末に「安全保障関連3文書」(国家安全保障戦略、国家防衛戦略、防衛力整備計画)の改定を閣議決定した。先制攻撃も可能な「軍隊と武器」(敵基地攻撃能力)を持とうとするものであり、「専守防衛」を基本としてきた戦後の安全保障戦略の大転換となり、憲法前文および9条に違反するものと言わざるを得ない。
 政府は、2027年度までの5年間で防衛費の総額を43兆円とし、GDP比を2%にするとしている。日本を米国、中国に次ぐ世界第3位の軍事大国にしようとしている。長射程ミサイル整備なども整備リストに挙がっており、周辺国の不信をあおり、軍拡競争を過熱させる悪循環になることは明らかである。
 また、政府は、防衛費増の財源捻出のために、増税と国債発行を検討しており、私たちの暮らしを直撃する懸念がある。防衛費が文部科学省の年間予算の2倍となり、教育費や社会保障費への国の支出減も懸念される。これでは暮らしも経済も立ち行かなくなる。
 今、憲法9条を持つ日本がやるべきことは、「戦争の準備」ではなく、対話と外交によって戦争を避ける努力イコール「平和の準備」である。国際社会が日本に期待するのも、憲法9条を生かした平和のための外交推進、核兵器のない世界実現への努力ではないか。
 私たちは、多くの自衛隊員の命を危険にさらす大軍拡路線には断固反対である。
 県民の安心、安全と暮らしを確保する見地から、滋賀県議会が国に対し、下記の意見書を提出することを求め、請願するものである。

                     記

 平和と暮らしを壊し、国民に負担を押しつける大軍拡、大増税に反対し、「安全保障関連3文書」改定の撤回を求める意見書を、国に対し提出すること

会議録

Copyright © Shiga Prefecture. All rights reserved.