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「饗庭野演習場での実弾射撃訓練中止を求める意見書」の提出について

請願第6号 「饗庭野演習場での実弾射撃訓練中止を求める意見書」の提出について

受理番号
請願第6号
受理年月日
令和7年2月21日
付託委員会
総務・企画・公室常任委員会
継続審査状況
議決年月日
令和7年3月19日
議決結果
不採択
紹介議員
中山和行
節木三千代

内容

受理番号:請願第6号
 「饗庭野演習場での実弾射撃訓練中止を求める意見書」の提出について

 2月3日、饗庭野演習場で射撃訓練中に砲弾の1発が目標地点を外れ、着弾場所が分からなくなる事故が発生しました。砲弾は射程が25キロメートルある「155o榴弾」で、演習場の外に着弾した可能性もあるということです。
 これまで饗庭野演習場では、2015年の重機関銃民家被弾事故以来2018年、2019年、2021年そして今回と、重大事故が10年間に5回も発生しています。2021年には事故の後、演習場外に実弾が出ないよう制限するという再発防止策を示して実弾演習を再開しましたが、再び今回の事故が発生しました。再発防止策には何ら効果はなく事故が繰り返されています。このような、住民の安心・安全よりも軍事訓練を優先する姿勢は断じて容認することはできません。
 これまで地元住民は、「狭い演習場で規模以上の射撃訓練はやめてほしい」と饗庭野演習場での実弾訓練を一切中止するよう、何回も強く要請してきました。全国の陸上自衛隊演習場の中で、饗庭野演習場での場外着弾事故がずば抜けて多いことは陸幕広報室が認めています。東西6〜7キロメートル、南北4〜5キロメートルという狭い演習場で、射程距離が25キロメートルある「155o榴弾砲」の訓練をすることはそもそも不可能です。また、実弾射撃訓練が年間200日前後に及び、過密な訓練に加え兵器の改良で射程距離が伸びるなど、量質とも危険性が増しています。
 これまでの事故の原因は、饗庭野演習場の狭さにあることは明白です。実弾射撃訓練を中止すること以外に、事故を防止することはできません。
以上の趣旨に沿って、国に対する意見書を提出して下さい。

【請願項目】
 「饗庭野演習場での実弾射撃訓練を中止すること」を求める意見書の提出をすること。

会議録

会議録は掲載されていません。
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