合併議決を急がないことを求めることについて
請願第18号 合併議決を急がないことを求めることについて
- 受理番号
- 請願第18号
- 受理年月日
- 平成21年6月30日
- 付託委員会
- 総務・政策常任委員会
- 継続審査状況
- 議決年月日
- 議決結果
- 不採択
- 紹介議員
- 節木三千代
内容
受理番号：請願第18号
合併議決を急がないことを求めることについて
請願要旨
安土町・近江八幡市の合併は、住民の間では賛否が分かれ、住民の意思確認なしに合併すると大きなしこりを残し、将来に禍根を残す結果になることが懸念されたため、ハガキによる住民アンケートを独自に実施した。町内３分の１の世帯から回答があり、85％が近江八幡市との合併には反対という意向が判明し、この結果を町長に届けたが、アンケートの取り方が不適切という理由で受け取りを拒否され、町長は住民の意向を改めて問うことはしないという姿勢を堅持された。
そこで、本年１月末から２月末に有権者の４割を超える署名を集め住民投票条例の制定を請求したが、町長は「その必要はない」という所見を添えて議会に上程され、議会では５対４で否決された。
その後の町長解職請求署名も、住民投票条例の署名を上回る4,209筆が集まり、６月24日に選挙管理委員会が有効と認めた3,927筆の署名を添えて町長の解職を請求したが、署名活動期間中にも合併協議会と安土町、近江八幡市の議会は安土町民の意向を無視する形で合併手続きを進め、両首長による調印、両議会で合併が議決された。
安土町民の大多数が今回の合併の進め方に異を唱え、住民の意思で合併問題に決着をつけることを強く望んでいる。合併新法の法定期限内に合併するとしても、９月県議会で審議いただければ手続き上何の問題もないと聞いている。町長の解職の是非を問う住民投票は８月23日までに行われる予定であり、安土町民はこの結果を踏まえて県議会で審議いただくことを切望している。
今、安土町の住民は合併問題で２分し、対立しており、このまま合併してしまうと確実に町民の間にしこりとなり長く尾を引く問題になってしまう。合併問題に決着をつけるには住民投票しか方法がない。
ついては、安土町民の願いが実現するよう、下記の事項について請願する。
記
１．６月県議会に提案されている安土町と近江八幡市の合併に関する議案を６月議会で議決しないこと。
