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滋賀県のすべての特別な教育的ニーズを持った子供たちに行き届いた教育を進めることについて

請願第12号 滋賀県のすべての特別な教育的ニーズを持った子供たちに行き届いた教育を進めることについて

受理番号
請願第12号
受理年月日
平成21年1月9日
付託委員会
文教警察・企業常任委員会
継続審査状況
議決年月日
議決結果
不採択
紹介議員
西川仁
角川誠
森茂樹

内容

受理番号:請願第12号
 滋賀県のすべての特別な教育的ニーズを持った子供たちに行き届いた教育を進めることについて

請願要旨
 県内の養護学校では、子供1人当たりの教職員数が減少しており、十分な対応ができず、子供の安全も脅かされることになる。この10年間で知的障害の子供の在籍数が、2倍以上にふえ、既に幾つかの養護学校では適正規模を超え、教室不足も深刻である。
 養護学校の子供たちに看護師による医療的なケアが行われているが、看護師の配置時間数が少なく、教職員等との連携などの必要な時間が確保されていない。県教育委員会は、守山養護学校大津校舎の借地期限が切れるときに廃止を含めた検討を行っているが、入院している子供にとってはどうしても必要である。
 県は野洲養護学校の寄宿舎を全県に対応する寄宿舎として位置づけながら、その役割を縮小しようと考えているが、寄宿舎に対するニーズは年を追って高まっている。県内の障害児学校(特別支援学校)に通学するためのスクールバスは、近年、増車を含めた必要な配置が困難になっており、乗車に対して制限するような動きが見られる。
 各養護学校に地域支援のための時間講師が配置されたが、実態は配置されている時間数以上の支援を行っている。
 以上のことから、下記の事項について請願する。
            記
1.すべての子供たちの実態にふさわしい教育が行えるように、教員をふやされたい。
2.大規模化により生じたホームルーム教室の不足や体育館などに対する使用制限などの問題点を改善するために、小・中・高等部を備えた障害児学校をふやされたい。
3.医療的ケアや訪問教育などに対する教員や看護師の配置、通学条件などを充実されたい。
4.守山養護学校大津校舎が、学校として存続できるようにされたい。
5.子供たちの安全な生活を保障するために、野洲養護学校の寄宿舎の指導員をふやし、全県の子供たちを対象にする 野洲養護学校寄宿舎の充実を図られたい。
6.子供たちが安心して通学できるよう、バスの増車、介助員の増員など通学条件を改善されたい。
7.県内の各障害児学校が、地域の小中学校などと必要な連携や支援などを行えるように、必要な教員を配置されたい。

会議録

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