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令和3年(2021年)3月19日 正副議長の記者会見

1 場 所  議会運営委員会室
2 出席者  細江議長、富田副議長
3 内 容  令和2年2月定例会議を終えて


正副議長の記者会見

4 会見内容

細江議長
 100代目の議長として振り返りますと、新型コロナウイルス感染症の対応で忙しい議会となり、4月の招集会議から補正予算が組まれ、コロナ対応に突入しているときに議長を拝命しました。
 例年と違い、出張がほとんどなくなり庁内にいる仕事が多かったです。その分、コロナ対応の施策など色々と考えることができました。
 景気対策としては、国からの交付金を活用した事業やGoTo事業などで効果を実感する声もあったが、感染拡大につながる状況にもなってしまいました。飲食に関連する産業は、まだまだ困っている状況が続いており、このことは課題として残っています。
 次に、タブレット導入の件です。議会においてペーパーレス化およびICT活用を進めるということで、時代の流れとして大事なことと思います。ただ、タブレットを使いこなすことが必要で、色々な課題を整理しながら進めなければならないと思います。
 最後に、私の議長としてのスタンスは、できるだけ議論してもらうのが良いと考えており、議員の発言を極力遮らないように努めてきました。

富田副議長
 私は、111代目の副議長を拝命させていただきました。この1年を通じて感じましたことは、広報の大切さです。全ての県民、特にスマートフォンを利用していない方々に対して、新型コロナに関する広報が行き渡っているかどうかとの思いを持って、16 回に渡り議長、副議長および各会派代表と知事とが意見交換を重ねてきました。
 結果として、広報の予算が組まれ、テレビ・新聞のマスコミの方も頑張って報道をしていただき、県民の皆さんからの評価も高かったと聞きます。情報があることで安心感が得られるということを、この1年を通じて切実に感じました。
 また、新型コロナウイルス感染症により、議会と行政との連携、国や市町との連携を図ることができ一致団結することができたと感じています。

記者(京都新聞)
 「選択制夫婦別姓制度の実現を求める意見書を採択しないよう求める文書」が自民党の国会議員から議長宛てに送付されたと思いますが、それによって議事運営に影響がありましたか。

細江議長
 文書は議長宛てではなく、私個人あてに送付がありました。
 文書による議事運営への影響は全くありません。この文書により圧力があったと感じていませんし、また、議長として圧力があったと感じてはいけないと思います。

記者(滋賀報知)
 来年度の県議会・議長に求める姿勢や、期待することは。

細江議長
 課題が多くあろうとも、議論を十分に尽くすべきと思います。議員同士で、それぞれの専門分野を補い合うなどして、議論することが必要と思います。
 次年度の県議会・議長には、各議員の個性を活かして公開の場で議論してもらうことで議会としても成長していくことになると期待しています。

(以上)

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