Society5.0時代が到来しつつあり、社会の在り方そのものが急激に変化する時代の中で、本県をはじめ我が国の学校教育には、一人ひとりの児童生徒が、自分のよさや可能性を認識するとともに、あらゆる他者を価値のある存在として尊重し、多様な人々と協働しながら様々な社会的変化を乗り越え、豊かな人生を切り拓き、持続可能な社会の創り手となることができるよう、知・徳・体にわたる資質・能力としての「生きる力」を育成することが求められています。
滋賀県議会 教育改革・ICT推進対策特別委員会では、学校教育の基盤的なツールとして、情報通信技術(ICT)は必要不可欠なものとなっていることに鑑み、ICTを活用した教育の質の向上について重点的に調査研究をすすめてきました。そして、学校教育の情報化の推進に関する施策を総合的かつ計画的にまた早急に推進するためには、その拠り所となる条例を制定することが必要である、との結論を得たところです。
そこでこのたび、次代の社会を担う児童生徒の生きる力の育成に資することを目的として、学校教育の情報化の推進に関する基本理念を定め、県および学校の設置者の責務等を明らかにし、学校教育の情報化の推進に関する基本的な事項等を定める条例の制定を目指し、これらの条例案要綱を取りまとめました。
この内容について公表するとともに、次のとおり県民の皆様からの御意見の募集を行います。(お寄せいただいた御意見は、これに対する考え方を整理した上で公表することを予定しており、個々の御意見に直接回答はいたしません。)
令和4年1月24日(月曜日)〜同年2月23日(水曜日)